2007年10月21日

ミュンヘンでリベンジ



そして1年ぶりのドイツの旅。
まだオペラのシーズンですし、3度目の正直で今回こそ
ミュンヘンでオペラが見れるかな?と
バイエルン国立歌劇場を早速チェック。
そうするとなんとベートーベンの唯一のオペラがであるフィデリオが!
しかしよく見ると前日で、今日はバレエの日。
よく見るとRシュトラウスの歌劇「薔薇の騎士」
同じタイトルですが音楽はRシュトラウスではなさそう。
調べてみるとRシュトラウスの音楽とストーリーをベースにバレエでした。

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(質実剛健のオペラハウス。南ドイツ的な華やかさもあります)

〜薔薇の騎士〜
お金持ちだけどかなり年上の男性と結婚したマダムが
若い男の子に熱をいれ愛人関係になります。
しかし徐々に年を感じてきたマダムは
いずれこの男の子が去っていくのではないかと
日々おそるおそるの毎日。しかし
あるとき若い素敵な女性に彼は出会い
あっという間に恋をし、
それを知ったマダムは潔く去っていくというお話。
初演当時のウィーンのご婦人方は自分のことを
思い浮かべて(?)かとても大ヒットしたオペラだそうです。

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(まさに薔薇が舞台上に)

音楽は随所にRシュトラウスが使われていて
全体的に聞きやすい音楽になっていました。
がっちりとしたクラシックを
期待する人にはちょっと軽い音楽かな〜と感じてしまうかも。
ただ、バレエはとてもうまくまっていて
当然台詞は無いわけですが、見ているだけで
ストーリーがよくわかります。
最後のシーンはバレエで演技するととても
上品で印象的な感じでした。

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(マダムは空気を変えさせる演技力があり
お客さんも大満足♪
そしてこの若い女性役の方のバレエは
立ち姿からとにかく美しく
お客さんのこちらが恋に落ちてしまいそうです♪♪)

オペラではなかったけど三度目の正直は果たせたかな?(笑)


posted by hikkoshi at 00:56| パリ | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月14日

まさにデザイナーズ



つかの間のパリでしたが今度は更に北に
あがってスカンジナビア半島に来てみました。
その地は、以前も来たことのあるヨーテボリ
前回はとても短い滞在で、有名なオーケストラや
オペラを聴きに行くことができませんでした。
今回はなんとしてでも・・ということで
オペラハウスにやってきました♪

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(とても現代的な建物。港とマッチしていい雰囲気)

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(海側からみるとこんな感じ)

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(中にはいるとさらに実感)

今回ねらっていた公演は、「椿姫」。
大好きなオペラです♪
チケットを買いに行くと、素敵なポスターが。
もうこのときから気分が高まっています(笑)

.
(座席はゆったり。
どの座席からもステージは見えます。
座席は1400席ぐらいかな?)

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(この現代的な演出。今のおしゃれな社交界の感じが
出ていててよかったかも〜♪)

人口50万人弱の都市で、こんな素敵なオペラハウス
持っているなんて!
うらやましい限りです〜!!
posted by hikkoshi at 13:50| パリ | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月31日

マリア・カラスをはぐくんだこの地で

20世紀最高のソプラノ歌手といわれるマリア・カラス
ギリシャ系移民の子としてニューヨークで
生まれますが、その後両親の離婚と共に
ギリシャにもどり、アテネ音楽院で歌の勉強をします。
そして、現在のギリシャ国立歌劇場でデビューし
世界中の人を魅了しました。
彼女のレパートリーの椿姫やトスカは
圧倒的なものがあります。

今年は彼女の没後30年ということで
毎年行っているマリア・カラス・コンクール
(ピアノと声楽)を筆頭に
ギリシャではいろいろな企画があるようです。

そのコンクールの次の週運良く
ギリシャ国立歌劇場では彼女の主要レパートリーでも
ある「トスカ」の公演を発見♪
その主役トスカは歌のみならず美貌とスタイルもある
リトアニア人のKristine Opolaisさん
(主役ですが彼女はマリア・カラス・コンクールにも
出場できるぐらいまだ若いんですよね〜)
これならいかなきゃ〜ということで
さっそくチケットをとってもらいました。

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(魅了するポスター)

今回の演出、1800年のナポレオン軍の
頃のお話であるトスカを、第2次世界大戦
の頃の感じに変えています。
(演出家のねらいらしい)
そしてモノトーンを基調にしていて魅力ある演出。
ただしきっと古典的なものからはずれているから
賛否両論でしょう。
でも私は大好き♪)
ギリシャ的なハイセンスちりばめられたすばらしい演出で
このポスターにもその感じがみられました。
本当におしゃれという言葉よりセンスがとてもよい
お国柄だなぁ〜と痛感。

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(今晩はオリンピア・シアターです)

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(始まる前)


劇場はかなりこじんまりとしていて
ステージまでの距離が短くて一体感があります。
(全体的に小さいのでちょっと音は混じりにくいかな?)
そんな感じの劇場なので歌手の大音量を
直接身体にうけてしまうぐらいでした。
チェロの多重奏(いい感じです〜)から
あの超有名なクラリネットの長ーいソロ
なんかは目の前で聴いているような感じでした。
(話はそれますが、指揮者もこの大変なソロ奏者たちには
最後立たせていました〜)

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(特にトスカにはお客さんみなさん感激していました♪)

ところでこの物語。
話の中心の人たちはみんな死んでしまうぐらい
劇的なストーリー展開ですね。
でも恋に生きたトスカはとても素敵です。

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(余韻を残して帰ります〜)
posted by hikkoshi at 08:03| パリ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月01日

お客さんの心をつかむラベルのボレロ

サンフランシスコ・オペラ
クリスマス&年末年始休み(!?)で
ひといきついてしまったようなので
週末はサンフランシスコ交響楽団
演奏会に行って来ました。

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(この日は土曜日の夜の公演)

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(このシーズンは、何種類ものクリスマスツリーが
飾ってあります。いろいろな企業が協賛しているようです。)

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(パディントンのぬいぐるみのツリーなんてかわいいですね♪
気に入って何枚もパチリ。)

週末はちょっぴり値段があがったりすることもあり
全体的に日本より少し高めなチケットかな?

プログラムの曲目は
ヴォーン・ウイリアムズ
タリスの主題による幻想曲
モーツァルトのピアノ協奏曲第19番
フランスの近現代作曲家のアンリ・デュティーユ
「The Shadows of Tim(時の影)」
そしてラストはラベルのボレロです。

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(今日は楽器の種類がたくさん)

最初の幻想曲、私は初めて聴いた曲ですが
とてもきれいで美しい曲。
弦楽合奏2つと弦楽四重奏
(弦楽合奏のひとつにパートのソロ的に入る感じ)
という珍しい編成。
配置を工夫することで
音響に遠近効果も得られているようです。
この美しい曲と演奏に
お客さんも好反応!最初からブラボーがでていました。
(終わった後、交響楽団併設ショップに行くと
この曲のCD、一枚残してすべて売れてました。笑)

次はモーツァルトのピアノ協奏曲19番(これも大好きシリーズ♪)
ソリストは、キューバ生まれいまはNY在住のグティエレズさん。
全体的に丁寧な感じの演奏でした。

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(休憩時間はやっぱりワイン♪
サンフランシスコですから(たぶん。笑)
カリフォルニアワインがバーカウンターに
用意されています。この日はメルローで。)

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(休憩時間にバルコニーに出れるのがとてもいいです。
暖かいのでコートがなくても気持ちいい風にあたれます)

次は、アンリ・デュティーユの時の影です。
これは小澤征爾さん、ボストン交響楽団の
委嘱作品だそうで、ボーイソプラノのソロがつきます。
なかなかの難曲ですが、指揮者からかなり
離れた位置でひとりぽつんと立っている
男の子もがんばってソロを歌い上げ
お客さんも暖かい拍手。

最後は、ラベルのボレロ。
サックスまで入るこの曲は
数々の楽器がいるのですが
前の現代曲と大きくは編成が変わらないため
数人入っただけですぐ曲は、スタート。
とても小さな音でスネアがスタートしたというより
結構はっきりとした音と、早目なテンポで始まりました。
そしてフルート、クラリネットとソロが次々移ってきます。
テンポはかなり早めで、金管にソロが移っていくと
かなりはっきりとした派手な音で鳴らしてきます。
(ブラスの国だから?笑)
このちょっと早めのテンポと、しっかりとした旋律の
歌い上げが、お客さんの心をつかんでいるようです。
(お客さんが高揚しているのが明らかにわかります!)
そしてクライマックス。ここで初めて
指揮者トルテリアーさんは左手も使い
大きな指揮をし、激しい最後を迎えました。
その瞬間、半分以上の客が立ってで大きな拍手♪
(大リーグとかの生試合に行ったことがわからないのですが
テレビで見られるあのときの総立ちと似ていました。笑)
もうフィーバーで場内は大騒ぎでした。
パリで何度か聴いた時のボレロとは
明らかに違うこのボレロですが
ちゃんとお客さんの懐にはいっていました。

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(最後はみなさん満足。笑)

サンフランシスコ最後の晩は素敵なコンサートでした♪
posted by hikkoshi at 18:38| パリ | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月30日

今年最後のオペラは

今年の最後のオペラは
サンフランシスコ・オペラ
マノン・レスコーでした。

このオペラは、偉大なるイタリアの作曲家プッチーニ
35才の時の曲で、この曲の成功で
名声を得たそうです。つまり、出世作。

オペラは、美女だけど欲に流されやすく
愛よりついついお金を選んだりしてしまう
女性マノンの物語。
やっぱり愛が大事と分かるが、
愛の逃避行もうまくいかず
最後はアメリカの砂漠で愛する男性を
残して死んでしまうお話。

プッチーニはこの魅力的な
内容にこれでもかというぐらい
甘く、せつなく時には劇的な
音楽をつけています。

話題がそれますが、どうみても
このストーリー、美女だけどこの人ちょっと・・
と思わせてしまうマノンに対して一途な男性が
かなりかわいそうです(笑)
(最後、マノンはその愛してくれている人の前で
死ねるのですから・・それに対してその男性は
その後は生き地獄はず!?)
なんて思っていたらおもしろいサイト
あって、本来の4幕に5幕をつけて
オチをつけていらっしゃる方がいました。
つくづく美女には気をつけましょう〜という
反面教師的な(!?)お話ですね♪(笑)

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(この日はマノン・レスコー

この日は、この年最後の公演ということもあり
オーケストラのあるヴァイオリン奏者の退職の
日でもありました。
それを祝うメッセージと経歴が小さな
印刷物でプログラムに入っていました。
そして、驚いたのが最後のカーテンコールの時、
歌手、指揮者と共にその演奏者の方も
引っ張り出されたのです。
(なんと暖かみのあるオペラ座なのでしょう!)

あと劇場内のシートの案内は
ほとんどがマダムで、対応や笑顔が
とても品が良く、すばらしい〜!と密かに
感激していました。
(品がよいのにめっぽう弱い私・・・笑)
あとで分かったのですが、彼女らは
ボランティアで、おそらく
このオペラ座などにも多額の寄付を
しているような家の奥さまなのでしょう。

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(ホール内のサービスに密かに感激♪)

この日の演奏もすばらしく、
マノンに関してはお客さまはブラボーの嵐。
また、先日のカルメンのごとく
セットの作りがとてもしっかりしていて
こういう立派なのはなかなかヨーロッパでは
見られない感じです。

都市としては、ロサンジェルスのほうが
人口も圧倒的に多く、またお金持ちだけど
サンフランシスコには歴史ある立派なオペラハウス
オーケストラがあるので、文化都市として魅力があります!
また来年以降も観たいです♪

posted by hikkoshi at 09:10| パリ | Comment(0) | TrackBack(2) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月13日

今年こそサンフランシスコでオペラを

昨年はうまくタイミングがあわず
サンフランシスコのオペラを
観ることができませんでした。
(とはいえ、サンフランシスコ交響楽団による
オーケストラステージでのオペラには
幸運にもありついていた
のではあります。笑)
なので今年は何としてでもと思い
気合いを入れて観に行ってみました。

このサンフランシスコ・オペラはNYの
メトロポリタン歌劇場などと一緒に
アメリカの三大歌劇場のひとつ
と言われているそうです。

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(夜は素敵な雰囲気)

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(やはりみなさんドレスアップ♪)

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(3000人以上が入る比較的大きな歌劇場です)

この日の演目は、カルメン
誰もが一度は耳にしたことのある序曲でオペラは始まります。
ビゼーのこの曲、クラシックになじみのない方々でも
あちこちで「あっこれ聞いたことがある」と
思うフレーズがたくさんあると思うのです。
その魅力的な音楽、オーケストラ組曲版は
もちろんのこと、楽器版などを含めアレンジした
ものがたくさんあります。
オペラから話題がずれますが、
ヴァイオリンの名手でもあったサラサーテの
カルメン幻想曲などは、このすばらしい音楽
にヴァイオリンの超絶技巧のソロがあり
カルメン幻想曲自体もクラシックの名曲に
なってしまっています。

次々と男を惑わす女性カルメンが
最後には、男の激しい嫉妬で殺されてしまうこのお話、
音楽だけでなくストーリーも強く惹きつけられます。
そこはサンフランシスコ・オペラ、さすがは
ショービジネスの国アメリカだからか
とても巧みな舞台運びでした。

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(巧みなであっという間の三時間半でした)

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(最後の余韻は、オペラハウスのとなりにある
市庁舎の素敵なライトアップを見ながら)
posted by hikkoshi at 21:00| パリ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月29日

まさに王者!

今晩はわずかな滞在時間を利用して
パリ・オペラ座のオペラを観てきました。

滞在できるわずかな時間を全部占めてしまうぐらいの(笑)
ベルリオーズの超大作、「トロイアの人々」です。
いまベルリオーズのオペラは3つ
あるわけですがそのうちの
2つは、
ベンヴェヌート・チェッリーニ(軽快な序曲のあれです♪)
ベアトリアスとベネディクト
で、さらにあと2つは未完成ということで
本人によって破棄されしまったそうです。

超大作ゆえにか全曲演奏で初演されたのは
死後21年後だそうで(ここではドイツ語版)
肝心のフランス語版は作曲者の死後100年後、
1969年と驚くほど随分先です。
それもそのはず、たとえばオーケストラのハープが4本、
舞台裏のバンドにハープが6〜8本、
オペラ座の会計担当者を泣かせるだけでなく
自前団員だけでは足りないはずですから
スケジュールのあうハーピストを探してくる
だけでも頭かかかえそうです(笑)

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(オーケストラのピットだけでも4台が・・)

そんな超大作をパリっ子がだまって
見過ごすはずはありません。
いつもならわずかに残っているチケットも
超高額(といっても日本でやる海外著名オペラ座の
最低料金程度ですが・・・苦笑)
しか残っていません。
チケット・オフィスのマダムも誇らしげに
「もう席は数席しかないわよ〜」と
あっさり言われてしまいました(笑)
もうベルリオーズの本場、パリ・オペラ座で
この曲を楽しむのはこれがパリでは最後かもと
思い、思い切って「買います〜」と奮発♪

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(今日はいつもよりいい席)

お話は、あのトロイの木馬の
トロイアの陥落(ギリシャの戦争に負けてしまった訳です)のお話と
その後のカルタゴでのトロイア人の悲劇。
(前者が1、2、3幕で第一部、後者が4、5幕で第二部)

舞台はあの美しい音色のパリ・オペラ座オーケストラ
の音楽からスタートします。
舞台の演出も、演出家泣かせだろうと
思われるベルリオーズものを
斬新かつ絶妙な場面状況を提示してきます。
(巨大なトロイの木馬もでてきましたよ!)
しかしなんといってもこれらオペラを最高に
しているのは歌い手、4幕の愛の二重奏は
筆舌に尽くしがたいものでした。(特に王女!)
またこれに負けじとオーケストラも、
1幕の未亡人とその子供が出てくるシーン
のながーいクラリネットソロも
(一瞬オペラということを忘れてしまう!)
こんなうまいクラリネットあり?と
お客さんを完全にとりこにしてました。

とっても長いオペラなので、
前のムッシュはいかにも気持ちが良さそうな
音を立てながら何度も寝てました(笑)
その音が会場中に響き渡ってしまうため
となりにすわっていたご夫妻と何度も
つっついて起こすはめに(笑)

最後まですばらしい緊張感で演奏を行い
お客さんも堪能してました。
そしてブラボーの嵐!
ですが、ベルリオーズには、パリのお客さま、
やはり王女の相手役には
ブーも入る厳しい評価・・でもあの王女の
パフォーマンスだったら比較されちゃうと
仕方がないでしょう〜
なんと終わったのは5時間半後、
こんな大作がきけるのはさすがパリだからですね♪

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(彼女にはブラボーの嵐〜)

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(演出も洗練されていました)
posted by hikkoshi at 17:16| パリ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヤナーチェクのオペラ

昨晩は、移動のためたちよった
チューリッヒの歌劇場へオペラを
観に行きました。
チューリッヒは東京より少し早い
秋の雰囲気。
歌劇場は、美しいチューリッヒ湖湖岸に
位置しています。

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(絵になる景色)

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(かわいいですね♪)

昨日の演目はヤナーチェク作曲のオペラ、
利口な女狐の物語」でした。
当初、この演目が
あると知った時、ラッキー♪と大喜び。
なかなかありつけない
ヤナーチェクの曲をオペラで味わえるとは!!

私にとってヤナーチェクはとても思い出深いです。
初めて知ったのは高校生2年生の時、
弦楽四重奏が始めでした。
(ブラスバンドをやっているひとだったら
「シンフォニエッタ」が最初に出会う確率が
大きいのかな?)
2曲ある弦楽四重奏、聴いた時は衝撃的でした!
ロマンティックな甘い旋律に加え
うまくかみ合った民族的旋律
そして近代音楽を予感させるハーモニ
(このハーモニーが美しい〜)
あっと言う間にとりこになりました。
偶然にも深夜、たまたまNHKが放映していた
映画がなんとヤナーチェク映画
なぜこういうすばらしい音楽が
生み出されたかわかるとてもよい映画でした。
(これでさらにさらにはまることに。笑)

そして昨晩のオペラになる訳ですか
オペラ自体は2時間弱で休憩なしでもいける
オペラとしては短い部類にはいると
思いますが、出演者が多く
子供もたくさん必要なので
劇場なかせのオペラかな?と
ついつい想像してしまいます。
その意欲的なオペラを
チューリッヒ歌劇場は今シーズン
選んでいました。

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(ライトアップもいい感じ)

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(もちろんみんなおしゃれして劇場へ)

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(客席までの距離が近い劇場)

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(始まる前から女狐は演技しつつスタンバイ)

原作でのストーリーは、ヒロインの狐の結婚で
ハッピーエンドらしいのですが(オペラでは2幕まで)
ヤナーチェクはこれに、
新しいシナリオをつけ(3幕にあたる)
女狐の死(森の番人に殺されてしまう)や、
生命のサイクルついて暗示させる、
自然に対する尊敬と恐れを
含む哲学的かつエピローグ的なものが
最後に演じられます。
(私は特にこの部分に深く心を打ちます)

演出ですがさまざまな場面展開があるため
きっと演出か泣かせの部分もあるに違いありません。
今回のチューリッヒ歌劇場
この難題をうまい演出でお客さんを
とりこにしていました。
あっというまの3幕、
ヤナーチェクの甘美でせつなさもある
音楽、この哲学的な最後に
私は泣きまくるのではないかと
かなり危惧していたのですが
(対処グッズ(笑)を誤ってクロークに預けてしまいました)
幸か不幸か素人がみても難易度がある
このオペラ、演奏に余裕がなさそうで
感動というより時折心配してしまうことも
ありました(笑)
そんなわけでお客さんもブーイングは
せずに、よくがんばったね〜という
暖かい拍手でした。
そして今回のシーズンの終わりには
とても期待できそうな演奏でした!
もう一度聴きたいな♪

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(出演者がたくさん!)

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(余韻に浸りたく、帰りはチューリッヒの
夜景を見ながらゆっくりと散歩)
posted by hikkoshi at 13:59| パリ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月28日

ベルンでは演劇を

ベルンはスイス連邦の首都ですが、
チューリッヒ、ジュネーブなどに比べて
小さく、第4番目の人口の都市です。
国際空港も持っていますが
ほとんどはチューリッヒかジュネーブ
経由でやってくるのではないでしょうか?

しかし、ここはヨーロッパの都市、
ちゃんと歌劇場があり、
魅力的な題目でシーズンを迎えています。

ただ都市の規模から考えれば当然ですが
公演数がちょっと少なく
今回みたいに滞在が短いと
公演に当たらないことがしばしばです。
今回もあと2日あれば、椿姫(!)と
魅力的な公演にあたったのですが
残念ながら今回はあきらめるしか
ないようです(涙)

20061026a.jpg
(オペラハウス、楽しみは次回に!)

しかし、そこであきらめてはいけません。
ここまできたからには何か
一つぐらいはということで調べてみると・・・
ベルン交響楽団は?・・・だめでした・・・
室内楽は?他の演奏団体は?・・・全部だめです(涙)
いや、ありました!演劇です。
ここベルンはドイツ語(スイスドイツ語というほうが正しい?)
の地域なので、大学時代、単位を落としたぐらいの
私ですから(苦笑)何も分からず
チンプンカンプン!?の心配が・・・
でも思い切ってチケットをとることに。
場所はオペラハウスとなりのコルンハウス。

20061026b.jpg
(この日の公演はこれ)

公演はすべて自由席で始まる寸前に
舞台を横切って入るシステム
(だから公演中はトイレ行けない!という
注意書きも。笑)
なので始まる前はみなさんバーで
待つ感じになります。

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(始まる前ぎりぎりまでここに)

そしてステージは始まりました!
みんなくすくす笑っています。
舞台も近いので迫力満点です。
不幸にもパフォーマンスのみで
笑えるシーンは少なかったので
私は堪能まではいけなかたのですが
最後はお客さんはみなさん
盛大な拍手でした。
言葉は分からなくとも楽しめました♪

20061026d.jpg
(お客さんが入るところに既に
演じ手が舞台にいます)
posted by hikkoshi at 22:15| パリ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月08日

バイエルン国立歌劇場にはいつか・・

この前の日記で、お初の海外旅行に
ついて書きました。
そのとき行った行き先のひとつに
ここ、ミュンヘンがあったのです。

ミュンヘンといえば、音楽が充実している都市。
オペラについては、N響でもおなじみの
サヴァリッシュさんが音楽監督をしていた
バイエルン国立歌劇場があります。

当初、音大生ツアーのオプションには
ここバイエルン国立歌劇場のマイスタージンガー
(想像するだけでたまりません。笑)
しかし・・・日本からはチケットがとれず
結局オペラは観れませんでした(涙)

今回もシーズンオフでしたから
またお預け・・・

20060908a.jpg
(市庁舎前。まさにヨーロッパの一都市の
雰囲気を感じるところですね)

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(立派な歌劇場です)

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(今度、音楽監督になったケント・ナガノさんのポスター
若い頃の小澤征爾さんに似ている?)
posted by hikkoshi at 17:34| パリ | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月07日

屋外で気軽に音楽を

私の初めての海外旅行は、初々しい(笑)
高校生1年生でクラシック音楽に
目覚めたばかりの時。

言うまでもないですが高校生にはCDは
高くてなかなか買えません(涙)
なので、当時大好きな音楽を聴くには
FMやTVで録音、録画する毎日でした。

そんな最中、
夏休みの音大生の海外旅行ツアーに
ちゃっかり入れてもらえるということで
本場の音楽をどうしても聴きたかった
自分にとっては願ってもいないチャンス!!
そこで、数名の教授や、何人かのプロの音楽家
そしてたくさんの大学生(当時の私から見たら
大変大人なお姉様達でした。笑)の
ツアーに混ぜてもらい(もちろん最年少。笑)
ヨーロッパの音楽を堪能するため出発しました。

のはずだったのですが・・・・
夏は都市部ではコンサートが
シーズンではないのですよね(笑)
今では当たり前のように知っているこの知識、
日本の独学的ファンの高校生には情報が届かず(苦笑)
ほとんどいわゆるコンサートはあまり聴けず、事前に
日本から予約できたザルツブルグ音楽祭ぐらいでした。
(チケットは高かったです・・・涙)

そんな自分的には予定外だった
お初の海外旅行ですが、
ひとつ日本にはまだなかなかない
音楽の楽しみを予想外に覚えました。
それは、ストリートの演奏家達です。

もちろん様々なレベルではありますが
プロとして活動し始めている人の
演奏も聴けたり、レベルもいい感じ
というときもあります。

このすそ野の広さが、高校生の
自分にはとても新鮮で、これが
文化を支えているんだ〜と感激した
記憶があります。

20060907a.jpg
(今回のミュンヘンで。異色の組み合わせ?音色重視?
モーツァルトのフィガロの結婚序曲なんかは
かなり秀逸アレンジでこのたった4人で序曲の
雰囲気がかなり堪能できたので、いつもより
ちょっと多めにお金を入れてきちゃいました。笑)

20060907b.jpg
(ミュンヘンに行く前日のパリの地下鉄で。
この団体は多くの人がご存じでしょう。
このブログでも一度お写真を載せていましたね。)
posted by hikkoshi at 02:11| パリ | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月22日

癒し音楽はボサノヴァで

ブラジルの代表とする音楽ボサノヴァは
1人の偉大な作曲家を中心にして何人かの
音楽関係者によって生み出されました。
その作曲科、アントニオ・カルロス・ジョビン
生み出した音楽は全世界に行き渡っています。
おそらく最も知られた曲のひとつは
イパネマの娘」でしょうか?
ビートルズのイエスタデイの次に
カヴァーされた曲として言われており
たとえ曲名をしらなくとも聴けば、「あっ、知っている!」
と言われる方がほとんどでしょう。

その清涼感があり癒しの代表格であるボサノヴァ。
初めて音を聞いてから私は一気にとりこになりました。
でもいまだ入門者の私には
自分好みはイメージしつつも
それにあったCDは見つけるのは至難の業でした。

何年もかかっていろいろな方々に相談したり、
視聴しつつCDを買ってみたりして
やっと最近いくつか気に入ったものを
見つけることができました。

その中で今日は2枚のCDについて
書きたいと思います。

まずは始めは坂本龍一さんのアルバム、CASAです。
これは、ジョビンの曲をピアノと
チェロとボーカルで奏でるもの。
ピアノはもちろん坂本龍一さんでチェロとボーカルは
ジョビンのバンドで活躍したご夫妻。
曲のみならず演奏形態も私好みで
大のお気に入りです。

20060813b.jpg
(リンクしてあるアマゾンのサイトでは
視聴もできるので是非)

もう一つはちょっと派生した音楽
フレンチのボサノヴァです。
CDはクレモンティーヌさんのカフェ・アプレミディ
もちろんいわゆる古典的なボサノヴァとは
歌い方など微妙に異なるわけですが、しかし
ボサノヴァが持つ音楽とフランス語の雰囲気は
とてもマッチしていい雰囲気です。
クレモンティーヌさんはいわゆる
日本人が好む歌い手さんで、
(おそらくフランスではあまり知られていない!?
CDが大量にそろえてあるパリのFNACなどで
彼女のCDを見つけることができたことがありません・・)
これまたいわゆる専門家や熱烈な
フレンチポップスファンからみると
少し違和感があるのかもしれませんが、
入門者にはとても親しみやすい音楽だと思います。

20060813a.jpg
(こちらも、是非リンクしてある
アマゾンから視聴してみてください。
いま彼女のこのCDはアマゾンでみると
プレミアムが付いているようですね。
なんと6000円超えているようです)

というわけで2枚紹介したのですが
これからがんばって少しずつ集めて
いきたいジャンルです!
(是非みなさんの情報も教えてください♪)

ジョビンについては下記のサイトを参照しました。

 心優しき天才が生み出した新しき波音
  - アントニオ・カルロス・ジョビン -

 アントニオ・カルロス・ジョビン(楽しい音楽を聴く♪)
posted by hikkoshi at 20:49| パリ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月07日

ジャズ系ピアノCDで癒やされたい〜

梅雨も明けて毎日、夏らしい天気になりました。
そんな夏の夜、涼しくなってから
音楽をかけつつ本を読むのがいい感じ。
そんな癒され好きとしては、言うまでもなく
バックミュージックは重要なアイテム!
そしてピアノのソロはその中でも
うってつけの音楽が充実しているような気がします。
つい最近もフレンチレストランでピアノを弾かれている方から
(音楽だけでなくお会いしても話しても癒やされてしまう方♪)
レストランで弾いている癒し系の曲などについて
裏話を聞いていたら夏本番に向けてますます
ピアノ系のCDを聴くのがマイブームに
なってしまっています。

そして、今回はクラシック以外で
ピアノソロの自分のお気に入りCDのいくつかを
並べてみました〜

ビル・エヴァンス アローン
20060807a.jpg


偉大なるジャズピアニスト、ビル・エヴァンスのピアノソロアルバム。
何回聴いても新鮮で、まさに癒やされるすばらしい音楽。
もちろんビル・エヴァンス・トリオのCDも選ぶべきですが
テーマがソロなので、このCDをあげました。
私の中でCDをかけた回数が歴史的な記録(!?)を
残すぐらいの大事なCDです(笑)

(視聴はこちら

ミシェル・サルダビー, モンティ・アレキサンダー
カリビアン・デュエット
20060807b.jpg


カリブ海にあるフランス領マルティニーク島出身、
パリを拠点としているジャズピアニスト、ミシェル・サルダビー
とジャマイカ出身でのちにアメリカ市民となる
モンティ・アレキサンダー
ほとんど同郷といってもよい二人のデュオアルバム。
流れる音楽はすばらしく、穏やかかつ故郷の陽気さも薫る
素敵な癒し系ジャズアルバムです。
とある結婚式の始まる前のバックーミュージックとして
流れているのを聴いたのですが
これだけで高級感がさらにアップしていました。
(新婦が選んだとのことですが、さすがです!)

(視聴はこちら

ラベック姉妹 ラブ・オブ・カラーズ
20060807d.jpg


このブログでももはやおなじみ(笑!?)のラベック姉妹。
昔、イギリスのBBCプロムナードコンサートで
プーランクの2台のピアノのための協奏曲聴いたと
以前書きましたが、そのときのアンコールに彼女らは
ジャズをデュオでやってくれたのです。
そのときに非常に感激して、以後買ったのがこのCD。
全部は癒し系ではないのですが、今日の日記に入れてしまいました。
もし彼女らのジャズ系のCDを聴くのであれば
ガーシュインのラプソディー・イン・ブルー(いい曲ですよね〜)
(これはソロの譜面の左手と右手を分け2台用に編曲)
や、姉のカティア・ラベックさんが著名なジャズピアニスト何人かと
協演して録音したデュオ
ジャズ・デート〜ウィズ・モダン・ジャズ・グレイツ
などもあります。

(視聴はこちらから)

カプースチン 8つの演奏会用エチュード
20060807c.jpg


必ずしも癒し系というわけではないのですが
クラシックとジャズの融合したピアノソロということで
ラベック姉妹に続けてあげてみました。
比較的最近紹介してもらったCDで
聴いてすぐアマゾンで購入してしまいました(衝撃的でした!)
カプースチンさんは、ウクライナ(旧ソ連)の作曲家で
自作自演のCDをたくさんだしています。
この8つの演奏会エチュードももちろん
本人の演奏で、この曲の楽譜がでているそうです。
非常に華やか、シャープで、まさにクラッシックとジャズ
の融合した名曲です。
是非このサイトも
 カプースチンの世界

(同じCDではありませんが視聴はこちら
サイトの2曲目以降にあります)

こうやっていろいろ聴くとピアノという
楽器は改めて偉大だなぁ〜と思います。
(一人や二人でかなりの音を出せますよね)
おうちでの生演奏に恋いこがれる私は
以前、買ったときから家のお飾りになっている(涙)
グランドピアノに自動演奏器をつけて、
有名なピアニストの生演奏を自宅で・・
なんてたくらんでいたのですが、ピアノが
自動演奏器にはひと型番古く(更に涙)
いまだに実現されていません〜

今回は、自分のお気に入りかつピアノソロということで
単純にCDをいくつか並べてみたのですが、
もしこれと似たようなCDはこんなのがありますよ〜
とか、これが好きならこちらも好きじゃない??
といった情報があったら是非是非教えてください〜
(実はこれが目的だったりして・・・笑)
posted by hikkoshi at 17:36| パリ | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月23日

軽井沢も魅力的

毎日暑い日々が続きますね!
こんなときは高原に長く滞在したいものです(笑)
今朝、別荘を何人かで共同で買おうか〜などと
冗談で出たので(あくまで夢物語ですよ!笑)
今日はそんな話題にちなんで書きたいと思います。

先日の日記でも、八ヶ岳と軽井沢という
お話がでましたが、ともによいコンサートホールと
夏の音楽祭があるということで私にとって
とても魅力的な場所♪
だから別荘を建てるのであればこの二つの地は
有力候補間違いなしです(笑)

そして、その日記に書きましたが
私の周りの方々が、軽井沢にある茶室付き(!)
別荘に先日行かれました。
そのときみなさんは、軽井沢大賀ホールで行われた
ウィーンフィルのティボール・コヴァーチさん(Vn)&後藤泉さん(Pf)
のコンサートに行かれたとのこと。
そして、わざわざ私のために(もちろん将来への?笑)
コンサートホールの写真を撮ってきてくださいました!
(ありがとうございました)

20060723a.jpg
(本当に立派な建物。
別荘では先輩格の軽井沢でも
コンサートホールという点では
長い間、八ヶ岳の方が先輩でした。
しかしこれだけのホールができるとなると
また軽井沢がちょっと有利かな?笑)

20060723b.jpg
(建物の中ですがこれはすばらしいです!
まさに高原ならでは。
もちろん音楽を聴くためにホールはあるわけですが
コンサートにでかけるには周りの環境も
気分を高める(集中して音楽を聴く)ために
とても大事。そんななかでこの風景はいいなぁ〜
と思ってしまいます。)

20060723c.jpg
(これだったらオーケストラでも大丈夫のようです。
別荘を中心とした街でもオーケストラが聴けるホールが
あるなんて・・・軽井沢はすごいところです)
posted by hikkoshi at 19:19| パリ ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月18日

久々の大感動!

トゥールーズ市のオペラを観てきました。
題目は、奇しくも日本代表のサッカーの試合が
この観た後に行われた地、ニュルンベルグでのお話、
ニュルンベルグのマイスタージンガー」です。
このワーグナーの堂々たる名曲、
ドイツの芸術をたたえるために
ナチス等にも政治的に使われ、いまだ上演が
難しい地域もある複雑な事情を持つ曲でもあります。
しかし、芸術に対する人々の深い愛情、
若い男女の恋愛(お互い一目惚れで求婚ですからね♪)などが
盛り込まれたストーリーと全体的に明るく重厚な曲が
相まって世界の多くの人に愛される名曲中の名曲でしょう。

トゥールーズの劇場は比較的小さな劇場でした。
それゆえ重厚なワーグナーの合唱とオーケストラ
を直に堪能でき、圧倒的な音量で体感することができます。

20060618b.jpg
(劇場も北のパリとは異なり、
南のイタリアのデザインの影響が入っていますね。
伴奏はトゥールーズ・キャピトール国立管弦楽団で、合唱は
同じくオーケストラの合唱団でした。)

そしていよいよ開幕。最初の序曲から
オーケストラがいい感じで演奏をします。
序曲が終わると、あの美しい合唱。
伴奏のオーケストラにチェロのソロ。
このあたりから私の心を強く揺さぶり始めました。
何度も聞いたことがあるこの曲。
聴き慣れているはずなのに、なぜか初心に返ったような感じで
心に強く響きます。

2回の休憩もいれ6時間にもわたるこの曲。
途中何度も涙が出てしまうぐらいの感動がありました!
ハンス・ザックス役を始め、歌い手の
生み出す力がことにすばらしく、これがオーケストラ、合唱
全員に緊張感を与え、演技や演奏の質を高めていました。

それぞれの幕の終わりからすでにブラボーの嵐でしたが
ことに、最後の最後は割れんばかりの拍手と、ブラボーの嵐は
誰もが満足したことを示しているでしょう。

20060618a.jpg
(主役のハンス・ザックスに対する喝采は熱狂的でした)

20060618c.jpg
(みなさん大満足で劇場を後に。
この写真だと小さくてわかりにくいですが
テラスにいる美男美女カップル(それもかなりの!!)
がポーズをとってくれました。笑)

本当によいオペラでした。また、
このオペラ自体もとても分かりやすく、
音楽もロマンティックかつ堂々とした明るい曲なので、
この日はオペラ初心者の方も是非お連れしたかったなぁと
思う日々です。

今回のお勉強サイトはこちらこちら
posted by hikkoshi at 10:19| パリ | Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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